多数のご観賞、ご応募をいただきありがとうございました。

今年のヒメボタル観賞において、多数のご観覧のお申し込みをいただきまして、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

今後も、ホタルと我々それぞれに対してより良い環境の整備、観賞期間のスムーズな運営方法の改善活動等、推し進めて参ります。

さて、当協会では昨年度より、観賞をされた方から撮影された写真を応募していただくフォトコンテストを開催しておりました。

題して、『折爪岳のヒメボタル フォトコンテストin2022』です。

多数の応募から事務局による審査を経て、最優秀賞1点と優秀賞3点を決定いたしましたのでご紹介いたします。

★最優秀賞:「川の流れのように」

撮影者:大友悦男さん
「初めて折爪岳で鑑賞会前日の10日におとずれましたがこの日は一杯飛来してくれて、びっくり、感激で興奮してしまいました。
こんな風景は初めてでした、ありがとうございます。」

優秀賞①:「蛍提灯」

撮影者:向井 義幸さん
「7月18日最終日。母親を連れて見に来てましたが、去年のこの時期に亡くなりました。前半は見に来る気になれませんでしたが、一匹のホタルが私の方に近づいて来て手に止まり、母親が私に会いに来てくれたように感じ、来て良かったと思いました。」

優秀賞②:「霧が晴れたら夜会が始まる」

撮影者:吉坂 文子さん
「初めての600K越えの車運転、初めての折爪岳、初めてのヒメボタル撮影、初めて尽くしで不安いっぱいでの出発。しかし待ってたのは感動の連続、うわー!飛んだ、光った、しばしシャッターを押すのを忘れてしまいました。市内に4泊した甲斐がありました。この写真は7月13日午後7時過ぎから9時ごろまで、2番入口の十字路の左側でのものです。現地では見回りの方のホタル育成の苦労話、丁寧な現地案内の方法など地元の皆さんのご苦労に感謝・感激です。きっと来年も素晴らしいヒメボタルが舞うことでしょう。ありがとうございました。」

優秀賞③:「道を埋め尽くすヒメボタル」

撮影者:三浦 雄二さん
「2022年7月13日二戸側 カメラを遊歩道上に向けた6分相当の飛跡写真です。ISO1600 F1.8 10秒露出の写真36枚を明点合成し少しだけトリミングしました。撮影時間は19:43~20:02で手動でシャッターを押して撮影したものです。(別カメラで連続撮影していたのですがピントずれで失敗作でした)予約できたのが天気予報の悪いこの日でしたが予報とは異なり天気に恵まれて観察適日でした。
写真の腕はないのですが、遊歩道に向けて撮った写真が予想以上に良い雰囲気でした。私は東京奥多摩でヒメボタル観察を続けていますが、同時に見られる飛翔数が奥多摩では最大20個体程度なので折爪岳の密度の高さに圧倒されました。話には聞いていた点滅のシンクロとそれゆえの「ウェーブ」も見られました。貴重な経験をさせていただいた感謝のつもりで稚拙な写真ですが応募させていただきました。ありがとうございました。」

…以上が入賞作品4点となります。
見事最優秀賞を勝ち取られた大友さんの作品は、令和4年12月より折爪岳HPのトップページ画像に採用されます。
優秀賞に選ばれた三作品についても、当HP内で使用させていただきます。

来年度も多数のご観賞、撮影写真の応募お待ちしております!