多数のご観賞、ご応募をいただきありがとうございました。

今年度のヒメボタル観賞において、多数のご観賞のお申し込みをいただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

今後も、ホタルに対してより良い環境の整備、観賞期間のスムーズな運営方法の改善活動等、推し進めて参ります。

さて、当協議会では令和3年度から、観賞をされた方が撮影した写真を応募していただくフォトコンテストを開催しております。

多数の応募から事務局による審査を経て、『折爪岳のヒメボタル フォトコンテストin2023』最優秀賞1点と優秀賞3点を決定しましたのでご紹介いたします。

★最優秀賞:「梅雨霧の中、あなたに出逢うために」

撮影者:喜納典也 様
「霧がかかり、雨が降る中、それでもホタルは、パートナーに出逢うために、私たちは、ヒメホタルに出逢うために…。懸命に光を発するその時を待つホタル、傘を差し光始めるその時を待つ私たち、その時が訪れ、一斉に動きだし、いろいろな出逢いが生まれ始める。そんな景色・情景を閉じ込めた一枚です。」

優秀賞①:「光の海へ」

撮影者:吉坂文子 様
「本日で五日目、撮影場所を変えてスタンバイ完了。ただ今夜は鑑賞者がやけに多く写真が撮りづらく苦戦していましたら、突然ホタルが輝きはじめその数もあっという間にウエーブに大発展、必死にシャッターを押し続けました。まさに100万匹のヒメボタル!今年も会いに来てよかったわ、感激をありがとうございます。」

優秀賞②:「島人ぬ宝」

撮影者:向井 義幸 様
「温暖化の影響か、年々ほたるの出る日がはやまってきました。この素晴らしい光景も、いつまで見られるのか、不安になってきます。この素晴らしい日本の宝を守っている人に感謝します。」

優秀賞③:「蛍光明媚」

撮影者:岩瀬しのぶ 様
「色々と失敗ばかりの、昨年初の折爪ホタル撮影。一日では思うような写真は撮れないと分かり、今年は2度の予定を立てていましたが、結局3度も通ってしまいました。大感動でした。2度目でヒメホタル撮影用のレンズは決まったものの、ホタルの飛び方がまだ分からず3度目では場所選びを間違えました。来年の夏に撮り直しです。
今年はヒメホタルのウエーブと共鳴に遭遇。ホタルを守って下さる地元の方々の努力に感謝しつつ、真っ暗な中の帰り道、ロープの杭の蛍光テープと、見回りの方の熊鈴の音はとても助かりました。」

…以上が入賞作品4点となります。
見事最優秀賞を勝ち取られた喜納さんの作品は、令和6年2月より折爪岳HPのトップページ画像やヒメボタルの周知で使用させていただきます。
優秀賞に選ばれた三作品についても、同様に使用させていただきます。

来年度も多数のご観賞、撮影写真の応募お待ちしております!